根室トーチカ群とその他(21年根室旅行1日目) 前編
2021年10月2日(土)~3(日)に北海道根室のトーチカなどを見に旅行に行ったので書く。
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根室到着
札幌発の夜行バスに乗って、根室駅前バスターミナルに到着。
雨が降る中野到着。朝のひんやりした空気は夜行バスの代えがたい醍醐味である。
時間が余っているが、雨の中歩いて東根室駅に行く気力は出せなかったので、バスターミナルの待合室で無為に過ごす。
朝飯とレンタカー
雨の中歩いて朝飯に向かう。
ローカルコンビニ「タイエー」のやきとり弁当小タレ。やきとりだが豚串*1。函館のハセガワストアの暖簾分けらしく、そちらとほぼ同パッケージで売っている。とても美味しい、イートインが使えるのもグッド。
開店時間になったので今回の旅の相棒ことパッソちゃんとレンタカーで合流する。
落石トーチカ1号
落石トーチカ1号までは砂浜を車で走って向かった*2。
砂浜を車で走ること10分弱、落石トーチカ1号に到着。
凸型の本体は崖から海岸側に脱落している、本体が落ちた時に、手前のラッパ状銃眼も海岸側に折れたようだ。ラッパ状銃眼の上面が礫なことから、礫の面が本来下側だったことがわかる。
左側のラッパ状構造物は。上面がなめらかなことから崖側に折れている事がわかる。
ところで、訪問中に車がスタックする憂き目にあった。
ちょうど満潮だったこともあり、タイヤに被るほどの波を被ってしまった。
10cmほどのゴム部分の深さが砂浜に沈む深さだった砂は水を含んでいてゆるくなっていた。
結果的にではあるが、砂浜を足で蹴りながらアクセルを踏むことで脱出できた。生きた心地がしなかった。
この件で波の音がトラウマと化してしまったのはとても痛手だった。
500mほど東の崖上に、まだ崩落していない落石2号トーチカがあるらしい。訪問する予定だったが、潮が満ちてきたこともあり断念した。
落石トーチカ3号
落石海岸北西の海岸沿いにある落石1号,2号トーチカはある程度の知名度があり、訪問報告も写真も多い。
しかし落石トーチカ3号,4号は砂浜南の崖上にあり、写真や訪問情報が随分と少ないというよりほぼ無い*4。そもそもGoogleMapにも載っていないので詳細な位置が不明な状態での訪問となった。
訪問というより現地捜索である。
崖の上を虱潰しに歩いて探す形をとったが、無事見つけることが出来た。
場所を知っていれば道路の下からでも見ることができる*5。
落石トーチカ4号
4号も、3号と同じく詳細な位置が調査できなかったため、現地での捜索となった。こちらも訪問者は少ないようで情報も少ない。
3号トーチカより東の崖上と思われる情報があり、地形的には比較的場所が絞れていたため発見にはあまり苦労はしなかった。崖側が扇形に視界の開けているところだ。
4号は、3号よりも埋没しており、ぱっと見はただ崖が露出しているだけのように見えなくもない。
手前側は射界確保のために開いているが、陸側のトーチカ背側も壕のようなものがある。銃眼のすぐ背側は、穴になっていそうな部分もあったので、訪れる際は足元に十分注意したい。
崖下の道路からも一応見られる。
ところで、4号トーチカに向かう途中、コンクリートの塊が転がっていたがなんだったのだろうか?分かる人がいたらご教示いただきたい。
エスカロップ
薄切りトンカツにデミグラスソースをかけ、刻み竹の子入バターライスに添えたもの。
バターライスというのも気が利いており、揚げたてのトンカツも美味しい。再訪の際はまた頂きたい味だ。
今回は老舗の「ニューモンブラン」で頂いた。昔ながらの喫茶店らしい、いい雰囲気の店だ。
長くなったので後半中編に続く
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